謎気分謎夢
それにしても、今日は、だらだらしていた割に、目出度い気分なんだ。
なんかこう、ひとつ大きく終わったような、そんな気分。
何がそうさせるのか?ハッキリはわからない。
ただ面白い夢を見たのが印象に残っている。
たぶん寝る前に、前に使っていた携帯の写真を見ていろいろ思い出していたからだと。
そう、夢を見て眠っている間は、霊体はあちらの世界にいる。
夢うつつの状態で私は、霊体に、ちょっと、どこいくの!?と体からよびかけていた。
死ぬという意味ではなくて、出掛けてくるみたいな感じ。
そっちに私もついてったら、面白そうだけど、いや~私はちょっと~~みたいなちょっと笑える感じ。
それから、夢を見た。
元旦那と暮らしていた家の台所で、私の一人舞台だった。
旦那に話しかけているようだけど、まるで観客席に見せているような。
私はなぜかおしゃれな格好で、メイクもしてて、目頭のところにパールみたいなのを付けていて、それが似合っていた。
暴力的な言葉をぶつける元旦那に対して、 いろいろ反論していて
あっそう、じゃああなたが選べるのは、私をなくすかあなたの邪な心をなくすかどっちかしか選べないのに、そっちを選んでしまうのね、かわいそうな人なのね!こっちにはあなたが悪いって証拠もあるのよホラ!みたいなことを言ってる。
勝ち誇ってるって感じじゃないが、それに近い感じ。
面白かった。
でも、霊体が~~ も面白かった。
それで、謎の目出度いっぽい気分はなんなんだろう…。
実生活は、けっこうキツイ気分があるんだけど…。
こどもたちの相手も、ちゃんとしてないし…。
ま、いっか。
キリン、イルカ。人間のばーか
この前見たテレビ番組に腹が立って悲しくなって消した。
キリンの飼育員のやつ。
キリンは繊細な動物で突然死することが多いらしい。
なんやら先進的な手法でキリンを手懐けて世話をしやすくするっちゅう飼育員の話だったんだが
あんなに大きなアフリカに住んでいる動物が狭い日本の動物園で飼われてるのがそもそもの間違いで
いろいろ工夫してるのはご立派なのかもしんないけどアフリカに帰してやれよ!!と言いたくなることばかりだった
寒いのが駄目だからむしろ動いて体温をあげてもらう必要があるだの
自然でなく飼育下だとひづめが伸びすぎるから犬のようにしつけて足を出させてひづめを削るだの
体を検査するとき拘束するしかなかったのが工夫で大人しく採血させるようになるだの…
ぜんぶ、自然に生きていればする必要のないことばかりで、人間の都合をキリンに強制してるだけ。
『キリンになりきって考える』なんて言っていたけど、そもそもキリンがそこにいることのおかしさはどうなの、と。
『仕事』としては成果を確かにあげているんだろうけど、キリンへの愛ではないよね。
『仕事として』っていうのをすごく感じた。
対象がキリンでもキリンでなくてもでしょ。
愛じゃなくて仕事。
キリン、アフリカに帰してあげてほしい。
アフリカに行かないと会えない動物でいいじゃない。
それかせめて、環境がアフリカと同じように暖かくて土地もある沖縄でとかさ。
寒いところで無理を通して飼うことないじゃない。
……香川の山の上の水族館のイルカのことも思い出す。
すっごく狭い水槽で…
毎日、ショーをしてるんだけど…
高く高くジャンプができるのに、
戻るのは同じ狭い水槽のなかだけなんだ。
高く飛ぶことができるのに、狭い水槽にしか戻れないんだ。
たまたま行ったのはショーの終わりごろで…
客がひけたあとに水槽に近寄ったら
イルカは鬱病の眼をしていた。
その優しいのに無気力な眼でわたしのことをじっと見ていた。
すごく切なかった。
人間のわがままで、謝っても謝りきれない…
飼育員に、『いつ海に帰してあげるんですか』ってどれだけ聞こうかと思ったけど…
他に言葉が見付からず、感情的にもなってしまいそうで、変なやつ扱いされるのがオチっぽかったのでなにも言えなかった……
でも、今度は言ってやろうと思う。
人間と暮らすことがストレスにならない動物なら良い。
狭いところでも平気な動物なら良い。
だけど、高度な知性を持った動物園の動物はストレスだらけだ。
だから動物園は嫌いだ。
そこの私も、あなたも
社会という水槽のなかで足掻いているんじゃないか???
その息抜きに、水槽や檻で飼い殺しされてる動物を見に行って満足してるのか??
人間って本当どうしようもねえ。
clearに
これでよかったんだろうか
と、ここ二日ほど考えていたが
よかったのか悪かったのかは誰にもわからない。
罪悪感はあるにせよ、
『すべて』をやることは出来ないから、
大切なことを選ばせてもらった。
悶々とするのは無意味。
現実に出来ることは一生懸命やった。
悶々とするのは、まだ私が外に求めているところがあるからだ。
それもやめよう。
IFの話ももうやめよう。
家の掃除をしよう。
dance・dance・dance
ああ、きょうの空気は
湿っていて
暖かくて
でも、寒くて
風があって…
晴れたり、曇ったり
こんな空の下でよく踊っていたことを思い出す
今は、コートを着てベビーカーを押しているけど
あのころは裸足で、すぐ薄着になって
振り向かないで踊っていた
引かれる罪悪感という後ろ髪を、ひきちぎるようにして踊って
踊って踊って体を破って、自分を後ろから見たような
体が裏返って音そのものになってしまうような
いくつもの光と闇を通り抜けて
そんな感覚を追いかけて、躍り続けてた
その中に祈りを見出だして
本当にそこに行くにはどうしたらいいのか
踊るのをやめて立ち止まって
そこから歩き出した。
そして今は
まだまだ、未熟で、あらゆるものが遠いけど
ほんとはすぐ近くにあることを、たまには忘れるけど
それでも、暖かな光のもとで、生きていることを感じられる。
イノチを踊る
歓喜して
感謝して
泣いたぶん
笑って。
私の中にいる、私の命
私を通る、命。
どうぞお通りください
音より速く。