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スイカの種くんと夏至前日

満月。


ありがとう。


雲でぼやけた姿しか見れないけれど。
いつもそう。
大要も月も星ぼしも
ここからみえる空はくもっていても、
いつもドラマティックな空模様。

わたしたちの営みもそう。
くもっていても、雨降りでかなしくっても
生命のドラマが躍動している。
いのちがみなぎっている。

スイカの種が、台所のはしに放置されてた布巾のなかから芽を出していた。
5cmくらい伸び、小さな二葉をひらいて、
根は細かく布巾に力強く張り付いていた。

あなたスイカなの!?
芽出したの!?
ここで!まぁーーなんていう
すごい!
なんて健気なの!!
と、スイカの種&芽に話しかけた。
あまりに健気で、
まぁー、まぁー、と繰り返し。

布巾からはがして、ベランダのプランターに植え替えてみた。
実とかならなくってもいい。
ただ、その健気で強い姿を見せてくれて、
そうするしかなかった。


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スイカの種くん、ありがとう。

生命が満ち満ちているこの世界。
大気の中も、土も、どこもかしこも…。
ぎゅうぎゅうに、パワフルで健気な力が満ち満ちている。
いのちのジャングルだ。

不満だらけだったり、
不安だらけだったり、
怠惰だったり、
無知だったりするけれど、
いのちのほうはそんなの知ったこっちゃない。
いや、知ったうえで、無償でそんな私達にどこまでも恵みを与えてくれながら、
まん中を突っ走る。


わたしは生きながら生命に憧れる。
憧れが生命を起こす。


今日は横断歩道の信号待ちを、
赤ちゃんを背中に背負い自転車でしていたら、
横にいた電動くるま椅子のおじいちゃんが、
赤信号なのに車道に出ていった。
びっくりして、無理無理無理!!って思いながら、自転車降りてスタンドを立ててたら、
気づいた車がスピードダウンしておじいちゃんの前で止まった。
駆け寄って、おじいちゃん、どうしたんですか!?信号赤ですよ!危ないよ!
と、車椅子のハンドルを掴んで歩道に戻そうとすると、おじいちゃん、スルーっと円を描いて歩道に戻ってった。
おじいちゃん小さい声で、電源を切ったら動いて…って
なるほど坂になってるとこでブレーキかけずに電源切ったから行っちゃったのね…なにごともなくてよかった。
パニックにならず方向転換するのはすごいぞ。
よかったー気を付けてくださいね、と言いながら去った。
お年寄りには機械の操作難しいよね…そのおじいちゃん、首もあまり回らないようだったし…

おじいちゃんも、いのちに貫かれて生きてきた。
体があまり動かなくても、車椅子で、一人でどこかに移動していた。


プチいろんなことがあった夏至前日。

わたしも、わたしの中を突っ走るいのちの声をよく聞いて、
健気に生きたいと思う!

赤ちゃんは離乳食のおかゆをよく食べ、よくうんちをし。
息子はおもらしながらも、みんなを和ませ。
娘は友達と遊んで笑って。
絵本をいっぱい読みました。


そんな日でした。


ちゃんちゃん